歯は認知症の進行と深い関係がある

健康日本21ってご存知でしょうか?

厚生労働省が21世紀の日本の国民の健康を考えて、目標指針を設定しています。

その中で歯に関する項目もあって、「80才で自分の歯を20本維持しましょう」というのです。

自分の歯でかめることは健康なうちは気付かないのですが、とても大切なことです。

歯科治療、歯磨きを怠ると、多くの人は80才になるころには入れ歯になってしまいます。

しかし、入れ歯は手入れが大変ですし、食事の味が分かりづらくもなってしまいます。

歯だけの問題なので、味には関係ないだろうと思う方も多いかと思いますが、味を感じる器官「味蕾」(みらいと読みます)は舌の上だけでなく、口蓋(口の中の上側の壁)などにも分布しています。

入れ歯をすると、口蓋などの味蕾にはふたをされてしまうため、味を感じることができなくなってしまうのです。

また、かむことは脳への刺激にもなります。

自分の歯でかめないご老人ほど、認知症の進行が早いという研究もあります。

これは相互に関係もあることで、味に対する感受性が豊かなほど、食事に対して感動できます。

感情が動けば、それに対する会話や思考が生まれます。

何かについて考えたり、それについて誰かと話したりするだけで、認知症の進行は遅くなるのです。

認知症の予防のためにも、歳を取ってもおいしい料理を楽しむためにも、歯科的なケアは大切にしたいですね。

そのためには、今、きちんと歯を磨くこと、痛みなどの異常を感じたらすぐに歯科医院にかかることが大切です。

初芝 歯科

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